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【トイレリフォーム完全ガイド】種類・業者選び・費用について解説!

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トイレのリフォーム方法について悩む方は多いです。トイレは使用頻度が高いため、快適さと清潔さ、節水の向上がポイントです。この記事では、トイレリフォームの基礎知識や種類、業者選びのポイント、費用相場を解説します

記事を読めば、自分に最適なトイレのリフォームプランを見つけられます。適切なリフォームで、生活を快適にしましょう。
» リフォーム費用の相場一覧!費用を抑えるコツも解説

リフォブロくん
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■相見積もりでフルリフォームを約400万円安くしました。
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■リフォーム業者ではないので、ポジショントーク一切なし。

トイレリフォームの基礎知識

トイレリフォームの基礎知識として以下の3つを解説します。

  • トイレリフォームのメリット
  • トイレリフォームの注意点
  • トイレリフォームの適切なタイミング

トイレリフォームのメリット

トイレリフォームのメリットは以下のとおりです。

  • 快適性と衛生面が向上する
  • 光熱費や水道代を削減できる
  • 設備の寿命を延ばせる
  • 清掃の手間が軽減される
  • 家の資産価値が高まる

最新のトイレ設備には抗菌性の高い素材や自動洗浄機能が搭載されており、掃除が楽で常に清潔な状態を保てます。水の使用量も少なく、水道代の長期的な節約が可能です。古い設備を新しいものに交換すると故障のリスクも減り、長期間安心して使用できます。家全体の価値も上がり、売却する場合にも有利です。

トイレリフォームの注意点

トイレリフォームでは慎重な予算設定が必要です。予期せぬ追加費用が発生する場合もあるため、余裕を持った予算を組みましょう。古い配管は交換が必要な場合があるため、追加費用も用意しましょう。

リフォブロくん
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水道管が銅管の場合は、想定寿命は55年です。銅管は経年劣化によって漏水を起こす可能性があります。樹脂管に交換すると、不安がなくなります。

メンテナンス性も重要なポイントです。掃除がしやすく、故障しにくい設備を選ぶと長期的なコストを抑えられます。工事期間中は一時的にトイレが使用できなくなるため、注意が必要です。

トイレリフォームの適切なタイミング

トイレリフォームを検討する適切なタイミングは以下のとおりです。

  • 設置から10年以上経過している
  • 水漏れや故障が頻発する
  • 家族構成が変化する
  • 節水性能を向上させたい
  • バリアフリー化が必要になる

トイレは毎日使う設備なので、不具合が出てからの対応では困ります。設置から10年以上経過している場合は、故障や水漏れのリスクが高まります。水漏れは放置すると床や壁を傷めてしまうため、早めに対応しましょう。

新築・中古住宅の購入や引っ越し時はリフォームのタイミングです。中古住宅の場合は、入居前のリフォームで、スムーズに新生活を始められます。

リフォブロくん
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我が家は中古住宅を購入時にリフォームしました。トイレリフォームの工期は1~3日程度です。内容によって工期は変わるので、計画的に行いましょう。

トイレリフォームの種類

トイレリフォームの種類は以下のとおりです。

  • 和式トイレから洋式トイレへの変更
  • バリアフリー対応トイレへの変更

和式トイレから洋式トイレへの変更

和式から洋式への変更は快適性を向上させます。和式トイレは足腰への負担が大きく、高齢者や小さな子どもがいる家庭では不便さを感じることが多くあります。洋式トイレは座って使用できるため、体への負担が少なく、長時間の使用も楽です。

工事は既存の和式トイレの撤去をしてから、配管の移設や床の段差解消を行います。段差がある場合は、床の解体と補修工事が必要です。コンセントの増設を必要に応じて行い、温水洗浄便座などの機能を追加します。トイレスペースが0.3坪(半畳)程度と狭い場合は、コーナー設置タイプの便器を選びましょう。

リフォーム業者に現地調査をしてもらい、最適な工事の提案を受けてください。

バリアフリー対応トイレへの変更

バリアフリー対応トイレは、高齢者や体の不自由な方が安全かつ快適に使用できる設計です。手すりの設置や段差の解消など、基本的な安全対策から始まります。車いすでの使用を想定する場合は、扉を引き戸に変更し、十分な開口部と回転スペースの確保が重要です。

便器の高さも重要なポイントです。立ち座りがしやすい高さへの調整で、膝や腰への負担が軽減できます。緊急時のために呼び出しボタンを設置したり、床材を滑りにくい素材に変更したりすることで、より安全なトイレを作れます。

照明は十分な明るさを確保し、夜間の使用時の安全性に配慮します。手洗い器の高さも使いやすい位置に調整し、レバーなどの操作部分も扱いやすいものを選びましょう。

トイレリフォームで人気の設備・機能

トイレリフォームで人気の設備・機能は以下のとおりです。

  • 節水機能
  • 自動洗浄機能
  • 脱臭機能
  • 温水洗浄便座
  • 手洗い器

節水機能

画像引用:TOTO大便器の節水の歴史
https://tst.jp.toto.com/product/history

最新のトイレは、節水性能が大幅に向上しています。1960年代の一般的なトイレは1回の洗浄に20Lの水を使用していました。最新の節水型トイレは約3.8Lの水量で効率的に洗浄できます。節水機能の仕組みは、水流の最適化と便器形状の工夫によって実現されています。

渦を巻くような水流によって少ない水量でも強力な洗浄力を発揮し、汚れを効果的に落とすことが可能です。水道代の削減効果は4人家族の場合、年間で1万円以上になる場合もあります。具体的な金額効果は以下のとおりです。

画像引用:TOTO:GG-800https://jp.toto.com/products/toilet/gg/

4人家族で、1人あたり1日の使用量が大1回で小3回の場合。水道代は265円/㎥で計算。

自動洗浄機能

自動洗浄機能は、トイレの使用後に自動で便器を洗浄する便利な機能です。センサーが人の動きを感知し、立ち上がって離れると自動的に洗浄を開始します。手を触れる必要がないため、衛生的で感染予防にも効果的です。

最新の自動洗浄機能は毎回の洗浄でミストを噴射し、便器表面に汚れが付着しにくくなる工夫も施されています。掃除の手間が大幅に減るので、いつも清潔な状態を保てます。水量を自動で調整する機能も備わっており、必要以上の水を使用しません。

操作パネルやリモコンで手動洗浄への切り替えもでき、状況に応じて使い分けられます。小さな子どもがいる家庭でも安心して使用できる設計です。

リフォブロくん
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我が家には小さい子どもが居ますが、トイレのいたずらなどで困ったことはありません。無駄な水の使用が減って助かっています。

脱臭機能

脱臭機能のポイントは以下のとおりです。

  • 強力な換気ファンを搭載している
  • カーボンフィルターで臭いを吸着する
  • 使用後に自動で脱臭を開始する

最新の脱臭機能は、便器に内蔵された強力な換気ファンで素早く臭いを吸引し、カーボンフィルターで効率的に分解します。使用後は自動で脱臭を開始するため、手動で操作する必要がありません。フィルターの定期的な交換で、常に高い脱臭効果を維持できます。

温水洗浄便座

温水洗浄便座は、清潔さと快適さを両立する人気の設備です。お湯で洗浄する機能により、トイレットペーパーだけでは取り除きにくい汚れもしっかりと洗い流せます。温水の温度は季節に合わせて調整できるため、1年を通して快適な使用が可能です。

最新の温水洗浄便座は省エネ性能も向上しています。使用しないときは自動で節電モードに切り替わり、電気代を抑えられます。ノズルの位置調整も可能なため、使う人に合わせた最適な洗浄が可能です。便座自体も温かく、寒い季節でも快適です。

ノズルは自動で洗浄される機能が付いているため、常に清潔な状態を保てます。設置も比較的簡単で、専門業者に依頼すると半日程度で完了します。

リフォブロくん
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温水洗浄で濡れたお尻を乾かしてくれる送風機能もあります。

手洗い器

手洗い器のタイプは、シンプルなボウルタイプから収納付きのキャビネットタイプまで、さまざまな選択肢があります。最新の手洗い器には節水機能が搭載されており、水の使用量を抑えられます。

自動水栓タイプは手をかざすだけで水が出るため、より衛生的です。キャビネットタイプを選べば、トイレットペーパーや掃除用品などの収納スペースも確保できます。トイレの広さや動線を考慮し、快適に使用できる配置を検討しましょう。

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手洗い器を別に設置する場合、配管工事が必要になる可能性があります。無理にトイレ本体と離す必要は無いと感じています。

トイレリフォーム業者選びのポイント

トイレリフォーム業者選びのポイントは以下のとおりです。

  • 信頼できる業者の見分け方
  • 見積もりの比較方法

信頼できる業者の見分け方

信頼できる業者を選ぶには、実績と経験年数を確認します。長年営業している業者は多くの施工実績を積んでおり、技術力も安定しています。過去の施工実績で、実際の仕事の質を確認可能です。リフォーム後も定期的なメンテナンスが必要なため、保証内容やアフターサービスの充実度も重要です。

保証期間が明確で、施工後のトラブルにも迅速に対応してくれる業者を選びましょう。施工に関する保証期間や無料のメンテナンスサービスの有無を確認します。地元での評判や口コミも参考になります。インターネット上の評価サイトだけでなく、実際に利用した方の声を聞けると安心です。

業者のオフィスやショールームを訪問し、対応の様子や、設備の展示状況の確認もおすすめします。
» リフォーム会社の選び方|種類と特徴を把握して比較検討しよう!

見積もりの比較方法

見積もりを比較する際は価格だけでなく、工事内容の詳細確認も重要です。使用する設備の品質や仕様、工事の範囲や保証内容など、すべての項目を細かくチェックしましょう。見積もり書に曖昧な表現や不明確な項目があれば、必ず質問して確認してください。

追加費用の有無も重要なポイントです。見積もり時に含まれていない費用が後から発生しないように注意します。古い設備の撤去費用や材料の運搬費用、清掃費用などの必要諸経費が見積もりに含まれているか確認しましょう。支払い条件やスケジュールも業者によって異なるため、確認が必要です。

最低でも3社以上から見積もりを取ってください。各社の提案内容や価格の比較で、適正な価格帯や一般的な工事内容が把握できます。見積もり時の対応や説明の丁寧さも、業者選びの重要な判断材料です。
» リフォーム見積もりをする前の準備やポイントを解説!

トイレリフォームの相場

トイレリフォームの相場と費用を抑えるポイントについて解説します。

トイレリフォームの費用相場

トイレリフォームの費用相場は以下のとおりです。

  • トイレ本体の交換:10〜30万円
  • 和式から洋式への変更:15〜40万円
  • 便座のみの交換:5〜15万円
  • 壁のクロス張替え(6畳):4万円~
  • 天上のクロスの張替え(6畳):3万円~
  • 床・フローリングの重ね張り(6畳):8万円~
  • 手洗い器の設置:4〜25万円

古いトイレの撤去費用は約2万円、設置費用は約3万円が一般的です。トイレ本体の交換費用は、グレードの高さに左右されます。内装工事は、床材や壁紙のグレード、トイレの広さによって費用が変動します。一般的なクッションフロアやクロスなら3万円程度です。しかし、タイルや消臭効果のある素材だと追加費用が必要になります。

和式から洋式への変更工事では、床や壁の解体・再仕上げ費用も必要です。段差がある場合は解消工事も加わるため、費用は高くなります。

費用を抑えるためのポイント

トイレリフォームの費用を抑えるには、複数の業者から見積もりを取り、価格を比較することが重要です。見積もり内容を細かくチェックし、必要な工事と省略可能な工事を見極めましょう。工事の時期も費用に影響します。業者が比較的空いているオフシーズンを選ぶことで、割引価格で施工できる場合があります。

既存の配管や電気設備をそのまま使用できる場合は、大幅な工事を避けられるので節約が可能です。必要最低限の機能に絞ると、費用を抑えられます。自治体によっては、高齢者向けのバリアフリー工事に対する補助金制度があるため確認しましょう。

リフォブロくん
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相見積もりが重要です。我が家はフルリフォームの合い見積もりで、約400万円お得にリフォームできました。

トイレリフォームに関するよくある質問

トイレリフォームに関するよくある質問をまとめました。トイレリフォームを検討している方は参考にしてください。

トイレリフォームの流れとかかる時間はどのくらい?

一般的なトイレリフォームは、準備期間を含めて2週間程度で完了します。工事自体は1〜3日で終わります。和式から洋式への変更や大規模な改修の場合は、1週間以上かかる場合もあるので余裕を持って計画しましょう。

トイレリフォームの工事期間の詳細は以下のとおりです。

  1. 現地調査と見積もり:1〜2日
  2. 工事準備と材料手配:3〜7日
  3. 既存トイレの撤去:半日
  4. 配管と電気工事:1〜2日
  5. 新しいトイレの設置:1日
  6. 内装工事と仕上げ:1〜2日

工事開始前には、現地調査と詳細な打ち合わせを行います。打ち合わせでは工事内容や材料、設備の選定を行い、正確な見積もりを作成します。材料の手配には通常3〜7日かかるため、リフォーム期間を考慮したうえで工事日程を組んでください。

トイレリフォーム中の生活はどうなる?

トイレリフォーム中は一時的にトイレが使用できなくなるため、対策が必要です。仮設トイレを設置する方法が最も一般的ですが、レンタル費用が別途必要になります。小さな子どもや高齢者がいる家庭は注意しましょう。

工事業者と相談し、作業時間帯を調整すると夜間は既存のトイレを使用できる場合もあります。リフォーム期間が長期化する場合は、親族宅やホテルを利用することも選択肢の一つです。

トイレリフォームに必要な許可や手続きは?

一般的なトイレリフォームでは、特別な許可は必要ありません。許可や手続きが必要になる可能性がある状況は以下のとおりです。

  • 大規模な改修や構造変更がある工事:建築確認申請の確認
  • マンションやアパートの場合:管理組合への申請
  • バリアフリー化工事:補助金申請の手続き

管理組合の申請内容や必要書類は物件によって異なるため、事前に管理会社に確認しましょう。バリアフリー化工事では、自治体の補助金制度を利用できる場合があるため、条件を確認してください。
» 補助金や助成金を活用してリフォームする方法とは?

まとめ

トイレリフォームは、日々の生活の質を大きく向上させる重要な工事です。工事内容に応じて15〜50万円程度の費用がかかりますが、節水効果や快適性の向上など、長期的なメリットがあります。信頼できる業者を選び、計画的に進めると満足度の高いリフォームが実現できます。

リフォームを検討する際は、自分の生活スタイルや将来的なニーズを考慮して、最適な設備や機能を選びましょう。複数の業者から見積もりを取り、工事内容や費用を比較検討することで、より良い選択ができます。自分に合ったトイレリフォームで快適に過ごしましょう。
» 内装リフォームの費用相場と費用を抑えるためのポイントを徹底解説

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