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お風呂のリフォームの種類や費用の相場は?信用できるリフォーム会社の選び方も解説

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「お風呂のリフォームをしたいけど、何から始めたらいいかわからない」と感じる人は多くいます。お風呂のリフォームを考えるうえでのポイントや費用の削減方法を知ることは、理想のお風呂を手に入れるための近道です。

この記事では、お風呂のリフォームの種類や費用相場、信頼できるリフォーム会社の選び方などを詳しく解説します。記事を読めば、お風呂リフォームに関する全体像がつかめ、無駄な費用をかけずにリフォームを進める方法がわかります。

リフォブロくん
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■中古物件+リフォームの経験をブログにて発信中。
■相見積もりでフルリフォームを約400万円安くしました。
■「良い住まい」よりも「良い暮らし」を目指してます。
■リフォーム業者ではないので、ポジショントーク一切なし。

お風呂のリフォームの種類

我が家は在来工法からユニットバスにリフォーム

お風呂のリフォームの主な種類は、以下のとおりです。

  • ユニットバスリフォーム
  • 在来工法のリフォーム
  • 部分リフォーム

ユニットバスリフォーム

在来工法カラユニットバスへのリフォームは大がかりなので、日数が必要です。

ユニットバスは浴槽や壁、床などがセットになっているタイプのお風呂です。既製品を使用するため品質が安定しています。防水性が高く、水漏れのリスクが少ない点もユニットバスの魅力です。掃除がしやすく、カビや汚れが付きにくい構造のため、日常のメンテナンスも簡単です。

デザインやサイズにバリエーションがあり、自分の好みに合わせた選択ができます。断熱性能が高い製品を選べば、冬場の寒さ対策も可能です。

工期が約5~7日かかるので、長期間バスルームが使えなくなります。ユニットバスは、既存の浴室のサイズに合わないとリフォームができない点に注意しましょう。

リフォブロくん
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浴室乾燥機や浴室暖房を取り付けられます。冬は暖かく、洗濯物も安心して干せます。

在来工法のリフォーム

在来工法は、既存のお風呂を活かしつつ、タイルや床を張り替えるリフォームです。ユニットバスの規格に合わせる必要がないため、既存のサイズやレイアウトを大きく変更できます。こだわりのデザインや機能を求める人におすすめの方法です。自由度が高い分、費用はユニットバスよりも高い傾向があります。

経年劣化が進みやすい部分は部分的に補修を行い、長く使い続けられます。在来工法では防水工事が必要で、ユニットバスと比べて工期が長くなる点に注意が必要です。職人の技術力によって仕上がりが左右されるため、信頼できるリフォーム会社を選びましょう。

部分リフォーム

部分リフォームは、特定のエリアや設備だけを改修する方法です。全体のリフォームが不要な場合や予算が限られている場合には、費用を抑えつつ必要な部分だけを新しくできます。部分リフォームの種類は、以下のとおりです。

  • 浴槽交換
  • 壁面のタイル張り替え
  • 床の防水工事
  • シャワー設備の交換
  • 照明の取り替え
  • 鏡や収納棚の交換
  • ドアの交換
  • 換気扇の取り替え
  • カウンターの設置
  • 手すりの取り付け

部分リフォームだけでも、お風呂の機能性や見た目の大きな改善ができます。部分リフォームは、全体リフォームと比べて工期が短く、手軽な選択肢です。

お風呂のリフォーム費用の相場

お風呂のリフォーム費用の相場を以下にわけて解説します。

  • 全体リフォームの費用相場
  • 部分リフォームの費用相場

全体リフォームの費用相場

全体リフォームにはユニットバスの設置や内装の変更が含まれます。標準的な工事や素材を使用する場合、十分な品質を確保できる費用としては、50~150万円が相場です。選択する工法によっても費用の違いがあります。ユニットバスの設置の場合は、60~120万円が相場です。

在来工法では、100~200万円かかります。配管工事や電気工事を含む場合は、追加費用がさらにかかるため注意が必要です。高級仕様やデザイン性を重視すると、300万円以上になるケースもあります。

リフォブロくん
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ユニットバスはオプションが豊富です。色を変更するだけでも高額な費用が必要になる場合もあるため注意が必要です。我が家は床の色を変更するために、ワングレード上のユニットバスを選択しました。

部分リフォームの費用相場

部分リフォームの費用相場は、選ぶ内容や材料によって大きく変わります。部分リフォームの費用相場の例は、以下のとおりです。

  • 浴槽交換:15〜30万円
  • 壁面パネル交換:10〜20万円
  • 床の張替え:5〜15万円
  • シャワー水栓交換:3〜10万円
  • ドア・窓の交換:5〜15万円

費用は、使用する材料の質や工事の複雑さによっても変動します。部分リフォームは必要な箇所だけを改善できるため、予算に応じた選択がしやすい点が特徴です。
» リフォーム費用の相場一覧!費用を抑えるコツも解説

お風呂のリフォーム費用を抑える方法

お風呂のリフォーム費用を抑える方法には、以下が挙げられます。

  • DIYする
  • 相見積もりを取る
  • 補助金・助成金を活用する

DIYする

DIYすると、リフォーム会社に依頼する際の人件費がかからないため、費用削減に直結します。自分のペースで作業を進められる点もDIYのメリットです。DIYの手順は以下のとおりです。

  • 材料を選定する
  • 施工箇所を測定し設計図を作る
  • 工具を準備する
  • 古いタイルやカビを除去して下地を整える
  • 防水処理を行う
  • タイルを貼る
  • 目地材で隙間を埋める
  • シリコンコーキングで隙間を埋める

材料の選定では、予算に応じたタイルやシーリング材を選びます。工具はハンマーやドリル、タイルカッターなどが必要です。防水処理には、防水シートや防水塗料を使用します。

すべての施工後には十分な乾燥時間を設けることが大切です。DIYの経験が少ない人でも、インターネットや書籍を参考にすれば、基本的な知識や技術を身に付けられます。

リフォブロくん
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水漏れに注意しましょう。漏れた水が家の基礎を腐らせてしまうと、数百万円のリフォーム費用がかかる可能性があります。リフォームはプロへの依頼がおすすめです。

相見積もりを取る

リフォーム会社へ依頼する際の費用を抑えるためには、相見積もりを取ることが重要です。同じ条件で複数のリフォーム会社の価格やサービス内容を比較すれば、最適な選択ができます。価格だけでなく、実績や評価も確認し、信頼できるリフォーム会社を選びましょう。
» リフォーム見積もりをする前の準備やポイントを解説!

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我が家は相見積もりでフルリフォーム費用を約400万円も安くしました。

補助金・助成金を活用する

我が家はフルリフォームだったため、約83万円の補助金を頂けました

補助金や助成金を利用すれば、リフォームにかかる費用の大幅な削減が可能です。多くの自治体では、エコリフォーム助成金や省エネルギー対策の補助金などを提供しています。

高齢者や介護が必要な家族がいる場合は、介護保険でバリアフリーリフォームの補助を受けられます。申請の際は要件をしっかり確認し、早めに必要書類を準備しましょう。
» 補助金や助成金を活用してリフォームする方法とは?

お風呂のリフォームに使える補助金・助成金

お風呂のリフォームに使える補助金・助成金は、以下のとおりです。

  • 国の補助金制度
  • 介護保険を利用した補助金
  • 地方自治体の補助金・助成金制度

国の補助金制度

我が家は「先進的窓リノベ」にて補助金を頂きました

国の補助金制度にはさまざまな種類があり、特定の条件を満たすと利用できます。住宅エコポイント制度や次世代住宅ポイント制度では、エネルギー効率の良い設備を導入するとポイントが付与されます。付与されたポイントは、リフォーム費用に充てられる仕組みです。

住宅ストック循環支援事業は、古い住宅のリフォームを促進する制度で、特定の工事内容に対して補助金が支給されます。補助金額は工事内容や所得によって変わるため、事前確認が必要です。補助金の申請には申請書の提出や工事証明書の提出が求められます。

介護保険を利用した補助金

介護保険の補助金は、要介護や要支援の認定を受けた人が、自宅でより安全かつ快適に生活するためのリフォームに支給されます。手すりの取り付けや段差の解消、滑りにくい床材への変更などで適用可能です。

介護保険の住宅改修費の補助の限度額は、20万円までです。最大で9割(18万円)が補助され、自己負担は1~2割で済みます。補助金を受けるためには、ケアマネージャーによるプラン作成と市区町村への事前申請が必要です。

地方自治体の補助金・助成金制度

地方自治体の補助金や助成金制度の内容は、地域によってさまざまです。エコリフォームやバリアフリー改修に対する助成金は、多くの自治体で提供されています。エコリフォームの対象は、断熱材の追加やエネルギー効率の高い設備の導入などです。

バリアフリー改修は、手すりの設置や段差の解消などが含まれます。補助金の対象には、所得制限や申請期間が設定されている場合が多いです。予算に限りがあり、先着順や抽選で決定される場合もあります。

申請にはリフォーム計画書や見積書の提出が求められます。補助金の交付決定前に工事を開始すると、対象外になることがあるため注意が必要です。具体的な補助金の内容と申請方法については、各地方自治体のホームページで確認してください。

お風呂のリフォーム会社の選び方と注意点

安心してお風呂のリフォームを進めるためには、以下のポイントを押さえる必要があります。

  • 信頼できるリフォーム会社の選び方
  • 契約時の注意点

信頼できるリフォーム会社の選び方

信頼できるリフォーム会社かどうかを見極めるポイントは、以下のとおりです。

  • 実績や評判
  • 保証やアフターサービスの有無
  • 資格や許認可
  • 対応やコミュニケーションの質

実績や評判は、リフォーム会社のホームページや口コミサイトでのレビューを確認できます。相談時の対応が良いと、リフォームがスムーズに進む可能性が高く、安心して依頼できます。
» リフォーム会社の選び方|種類と特徴を把握して比較検討しよう!

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担当者との相性も重要です。リフォーム開始後、打ち合わせでは伝わりにくかった個所などの変更を要望する際など、担当者と相性が良いと相談しやすいです。

契約時の注意点

契約時には、以下のポイントを押さえましょう。

  • リフォームの範囲と内容
  • 費用の内訳
  • 支払条件とスケジュール
  • 追加費用の条件
  • 保証期間と保証内容
  • リフォーム中のトラブル対応策

契約内容は詳細に確認し、不明点があれば必ず契約前に質問してください。

お風呂のリフォームに関するよくある質問

お風呂のリフォームに関するよくある質問として、以下の点を解説します。

  • お風呂は何年でリフォームすると良い?
  • お風呂リフォームの工期はどれくらい?
  • お風呂リフォーム中の生活はどうなる?
  • お風呂リフォームを避けたほうが良い時期は?

お風呂は何年でリフォームすると良い?

一般的なお風呂は10〜15年、ユニットバスは20年がリフォーム時期の目安です。カビや黒ずみが取れなくなってきたらリフォームを検討してください。防水性が劣化して水漏れが発生した場合は、早めのリフォームが必要です。配管の寿命の10~20年も、1つの目安です。

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ヒートショックにも注意が必要です。ユニットバスは断熱効果が高いので、在来工法の浴室よりも温かいです。浴室暖房機も付けられます。高齢者が居る家庭もリフォームを検討しましょう。

お風呂のリフォームの工期はどれくらい?

お風呂のリフォームの工期は、リフォームの種類や規模によって異なります。ユニットバスリフォームは、あらかじめ工場で製造されたパーツを組み立てるだけで済むため、約5〜7日程度で完了します。在来工法のお風呂リフォームは、10〜14日程度かかるのが一般的です。

在来工法では現場作業が多く、タイルの張り替えや配管工事なども行います。部分リフォームは、浴槽だけの交換の場合は1〜2日が目安です。古いお風呂の解体作業が必要な場合は、さらに1〜2日追加されることがあります。

工期は天候や予期せぬトラブルによって延長する可能性もあるため、余裕を持ったスケジュールを立てる必要があります。工期中は水道や電気の使用制限があるので、事前にリフォーム会社へ確認しましょう。
» リフォームするときの基本的な流れを解説!

お風呂リフォーム中の生活はどうなる?

お風呂リフォーム中の生活は普段と大きく変わります。事前に以下の代替手段を考えておくことで、快適に過ごせます。

  • 近くの銭湯や温泉施設を利用する
  • 仮設のシャワーユニットを設置する
  • 親戚や友人の家でお風呂を借りる
  • ウィークリーマンションを利用する
  • 短期間の旅行や出張を計画する

リフォーム中はいつものようにお風呂が使えない不便さはありますが、上手く楽しむ方法を見つけて過ごしましょう。

お風呂リフォームを避けたほうが良い時期は?

リフォーム会社の繁忙期や天候が不安定な季節は、お風呂リフォームを避けるのがおすすめです。繁忙期である3~4月は新生活の準備や引っ越しが多く、リフォームの依頼が集中します。スケジュールが詰まっていると、作業が遅延し、工期が延びる可能性も否めません。

ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの大型連休中は、緊急対応ができずトラブル発生時に対応できない恐れもあります。天候が不安定な台風や梅雨の季節は、大雨や強風の影響で外部作業が中断される可能性があります。台風などの影響で資材が運びにくくなり、工事が中断されるケースもあるため注意が必要です。

まとめ

お風呂のリフォームを行うと、家の快適性と価値が向上します。お風呂のリフォーム方法にはユニットバスや在来工法、部分リフォームなどがあります。リフォーム費用を抑える方法として、DIYや相見積もりを取ること、補助金・助成金の活用も検討しましょう。

信頼できるリフォーム会社を選ぶには、見積もりと契約書の確認が大切です。リフォームの頻度は10~15年が一般的で、工期は1週間ほどです。リフォームをスムーズに行うため、リフォーム会社の繁忙期や天候の悪い時期の依頼は避けてください。

リフォーム中は仮設シャワーや銭湯などの代替方法を検討しておくと良いです。この記事で学んだ知識を活かし、自宅のお風呂を快適に生まれ変わらせるための一歩を踏み出しましょう。

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