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【保存版】間取り変更リフォームで注意する点と成功のためのコツ

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リフォームで間取りを変更したいけど、費用や注意点がわからない方は多くいます。間取りを変更するリフォームは、広い空間を作り出したり、家族構成の変化に対応したりするのに役立ちます。一方で費用や手間、やり直しが難しいため、慎重な計画が必要です。

この記事では、間取り変更のメリットや費用、費用を抑えるためのポイント、リフォーム業者の選び方について解説します。この記事を読めば、間取り変更リフォームの全体像がわかり、安心してリフォーム計画を進めるためのヒントが得られます。

リフォブロくん
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■中古物件+リフォームの経験をブログにて発信中。
■相見積もりでフルリフォームを約400万円安くしました。
■「良い住まい」よりも「良い暮らし」を目指してます。
■リフォーム業者ではないので、ポジショントーク一切なし。
リフォブロくん
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我が家は間取りを変更し、クローズドキッチンから対面式キッチンに変更しました。

リフォームで間取りを変更するメリット

リフォームで間取りを変更するメリットは、以下のとおりです。

  • 広い空間を作り出せる
  • 家族構成の変化に対応できる
  • 日当たりや風通しが良くなる

広い空間を作り出せる

我が家は上のクローズドキッチンから、下の対面式キッチンに変更しました。

広い空間を作ると、開放感あふれる家づくりができます。間仕切り壁を取り除くだけで、広々としたリビングやキッチンが実現可能です。リビングとキッチンが一体化していると、料理をしながら会話が可能です。

広い空間を作れば、自然光が行きわたるだけでなく、大きな家具の配置が容易になりインテリアの選択肢が広がります。広い空間は多目的スペースを作りやすくなり、子どもが成長しても、必要なスペースを作り出せるのが魅力です。

家族構成の変化に対応できる

家族の成長やライフスタイルの変化に伴って、住環境も柔軟に変えていくのは大切です。子どもが成長して独立するときに、部屋を他の用途に使えるようにリフォームすれば、家を最大限に活用できます。高齢者と同居するときには、バリアフリー化を進めると、安全で快適な生活が実現できます。

日当たりや風通しが良くなる

日当たりや風通しを良くするのは、生活の質を向上させるうえで効果的です。壁を取り払うと部屋全体に自然光が行きわたるようになり、電気代の節約にもつながります。窓の配置やサイズを変更するだけでも、日当たりの劇的な改善が可能です。

風通しが良くなると、部屋全体の空気の流れがスムーズになります。適切な位置に窓を配置すると、湿気やカビの発生を防ぐのにも効果的です。リビングルームとキッチンの間の壁を取り払うと、広い1つの空間が生まれ、風通しが良くなります。

窓のサイズを大きくして自然光をすみずみまで行き渡らせ、日々の生活を明るく快適にしましょう。

間取りを変更するリフォームにかかる費用相場

一般的なリフォームの費用相場を以下の項目で解説します。

  • 壁の撤去や追加
  • 水まわりの移動や改修
  • 内装リフォーム(床・壁・天井の張り替え)
  • 耐震補強や断熱工事

リフォームの費用は、作業内容や規模によって大きく変動します。費用を考慮しつつ、自分の希望や予算に合ったリフォーム計画を立てましょう。

壁の撤去や追加

壁を壊し、間取りを変更している最中の写真。

壁を撤去すると広い空間を作り出したり、壁を追加して新たな部屋を作ったりできます。一般的な費用は、撤去の場合5〜20万円、追加の場合は10〜30万円です。使用する材料や仕上げのデザインに、特別な変更を加えるとさらに変動します。

壁を撤去する際に電気配線や配管の工事が必要になると、追加で費用がかかるので注意しましょう。防音材や断熱材の追加で、快適な住環境が維持できます。間取り変更には建築確認申請が必要となる場合があるため、申請費用も忘れてはいけません。

壁の撤去や追加をうまく活用すれば、より快適で機能的な住まいを実現できます。

リフォブロくん
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在来工法で作られた家は間取りの変更がしやすいです。取り除いてはいけない柱に注意しましょう。ツーバイフォーで作られた家は、間取りの変更はかなり大変で、費用がかかります。

水まわりの移動や改修

水まわりの移動や改修には、配管と排水の位置変更が必要なため、一般的に50〜200万円かかります。専門的な知識が求められるので、プロの設計士や施工業者のアドバイスが欠かせません。配管や排水の位置変更がうまくいかないと、水漏れや排水不良が発生するリスクが高まります。

追加の防水工事が発生する可能性もあるため、キッチンやバス、トイレの移設は高額になる傾向です。キッチンの移動を考える場合、給湯器やボイラーの位置変更まで考慮する必要があります。壁や床の解体と再構築が必要となるうえ、電気配線の再配線も必須です。

必要となる作業が多く、施工期間が延びやすい傾向があります。場合によっては、基礎工事や耐震補強が追加されます。
» トイレリフォームの種類や人気の機能を解説!

内装リフォーム(床・壁・天井の張り替え)

内装リフォームの費用は、床材や壁紙、天井材の選定と張り替えなどで20〜100万円ほどです。リフォームを行う面積や壁紙のグレードなどによって費用は変わります。防音や断熱効果のある壁紙の使用すれば、快適な住環境を作り出せます。内装リフォームをするうえで重要なポイントは、以下のとおりです。

  • 複数のリフォーム会社から見積もりを取る
  • 信頼できる業者を選ぶ
  • メンテナンスのしやすさを考慮する

素材によって、メンテナンスが容易で綺麗な状態を保ちやすくなります。内装リフォームは一度行うと効果が長く続くので、慎重に計画を立てましょう。
» フローリング張り替えのタイミングと床材の種類・施工方法
» 適切なタイミングはいつ?壁紙の張り替え時期と選び方

耐震補強や断熱工事

耐震補強には、一般的に100〜200万円必要です。家と工事の規模によって費用は変わります。耐震診断で現在の耐震性能を確認し、壁や柱の補強を行いましょう。建物全体の耐震性を向上させるには、基礎の補強や耐震パネルの設置も効果的です。

断熱工事で断熱材の追加や交換をすれば、冷暖房効率が向上します。窓や扉の断熱性能を高めると、長期的な光熱費の削減が可能です。床や天井にも断熱材を入れると、より効果的です。

耐震補強や断熱工事を行って、家の安全性と快適性をさらに向上させましょう。
» 内装リフォームの費用相場と費用を抑えるためのポイントを徹底解説

リフォブロくん
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効率の良い最新のエアコンを設置すると、光熱費をより抑えられます。我が家はアパートに住んでいるときよりも、毎月の光熱費が約5千円安くなりました。アパートに住んでいた時は電気・ガス・水道で毎月1万5千円かかっていました。今は電気と水道で1万円程度です。

間取りを変更するリフォーム費用を抑えるためのポイント

リフォーム費用を抑えるためのポイントは以下のとおりです。

  • 既存の間取りを活かす
  • 水まわりの移動を最小限にする
  • 複数のリフォーム会社から見積もりを取る

既存の間取りを活かす

既存の間取りを活かし、有効活用するとリフォーム費用を抑えられます。壁や柱をそのままにすると、解体や再建設の費用が節約可能です。配管や電気配線の位置を変更せずにリフォームすると、費用を抑えられます。小規模な間取りの変更なら、費用はそれほど高くなりません。

水まわりの移動を最小限にする

水まわりの移動を最小限にすれば、工事期間が短くなるだけでなく、工事費用も抑えられます。キッチンやバスルームの位置を大きく変更しなければ、既存の配管や配線をそのまま活用できます。

リフォブロくん
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給水管や排水管の移動は、費用が一番高いです。リフォーム費用を抑えるなら、水回りの移動はやめましょう。

複数のリフォーム会社から見積もりを取る

複数の見積もり内容を比較すると、サービスの質や対応の違いが明確になります。確認すべきポイントは以下のとおりです。

  • 価格設定
  • サービスや保証内容
  • 工期やスケジュール

複数の会社と競合させれば、価格交渉もしやすくなります。各会社の実績や評判、提案内容を比較すると、自分の希望に合ったサービスの選択が可能です。見積もりのときの対応やコミュニケーションを通じて、信頼性も評価できます。
» リフォーム費用の相場一覧!費用を抑えるコツも解説
» リフォーム見積もりをする前の準備やポイントを解説!

リフォブロくん
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我が家は複数の会社から見積もりをとって、リフォーム費用を約400万円安く済ませました。見積書を正しく読めるようになると、本当に安い業者を選びやすいです。

間取り変更に対応したリフォーム業者の種類と選び方

間取り変更に対応したリフォーム業者の選び方と選択肢を以下のとおり解説します。

  • 選び方のポイント
  • 工務店
  • リフォーム業者
  • ハウスメーカー

各業者の特長を理解し、適切な業者を選びましょう。

選び方のポイント

リフォーム業者を選ぶときは、実績や口コミを確認し、複数の業者から見積もりを取ります。価格だけでなく、工事内容やアフターサービスもチェックしましょう。自分に合ったリフォーム業者を見つければ、リフォームが成功に近づきます。
» リフォーム会社の選び方|種類と特徴を把握して比較検討しよう!

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担当者との相性も大事です。相談しやすい担当者だと、リフォーム中に気になった点など遠慮なく相談できるので、後悔せずにリフォームできます。

工務店

地域に根ざした工務店は地元に詳しく、適切な材料や工法の選択が可能です。小回りが利くうえに、信頼性の高いリフォームをしてくれます。小規模から大規模な工事まで対応でき、住宅の新築やリフォームに関する専門知識が豊富です。

相談がしやすいので、要望を伝えたり、問題を解決したりしやすくなります。多くの工務店ではアフターサービスも充実しており、工事後も安心できます。コスパが良く、急な変更や追加の要望にも応じやすい点がメリットです。

リフォーム業者

リフォーム業者は、業者ごとに提供するサービスや専門分野が異なります。自分のリフォームに合った業者を選びましょう。リフォーム業者は、大手企業から地域密着型の中小企業まで、さまざまな規模があります

大手企業は技術力や安定性に優れていますが、費用が高くなりやすい傾向です。大手企業に頼んでも、実際にリフォームを行うのは下請けの会社の場合も多いです。過去の施工実績や口コミ、評判を十分に確認しましょう。

おすすめは、複数の業者から見積もりを取ることです。許認可取得や保険加入状況、契約内容や料金体系が明確な業者を選ぶと安心できます。リフォーム業者を選ぶ際は、総合的な視点が必要です。

ハウスメーカー

ハウスメーカーは施工の品質が一定水準で保証されているため、安心して施工を任せられます。独自の技術や工法を持っており、他にはない付加価値の実現が可能です。施工体制も整っているため、工期が一定で予測しやすいです。

住宅保証やアフターサポートも充実しているため、長期的な安心感があります。モデルハウスや展示場で実物を見て選べるので、具体的なイメージを持ちやすい点も特徴です。

リフォームで間取りを変更するときの注意点

リフォームで間取りを変更するときの注意点は以下のとおりです。

  • 管理規約を確認する
  • 仮住まいが必要になる場合がある

施工後のアフターケアの確認も大切です。トラブルがあった場合に、迅速に対応してもらえる業者を選びましょう。

管理規約を確認する

マンションをリフォームする際は、管理規約を確認しましょう。管理規約には、リフォームに関するさまざまな条件や制限が記載されています。管理規約を無視すると、問題が発生する可能性があります。壁の撤去や追加に関する規定があるため、無計画には工事を進められません。

共用部分に影響を与える工事は制限されている場合が多いです。騒音や作業時間、保険や保証に関する規定もあります。工事の事前承認や、修繕積立金の使用条件がある場合もあるため、事前に確認しましょう。

仮住まいが必要になる場合がある

大規模な間取り変更を伴う場合は、仮住まいが必要です。工事期間が長期にわたると、工事中の騒音やホコリが発生し、水まわりが使えなくなります。壁を取り除いたり、新たに部屋を追加したりすると、工事は数週間〜数か月かかるのが一般的です。

施工業者とスケジュールをしっかり調整し、工事期間に合わせて仮住まいの手配を行う必要があります。仮住まいの費用も、リフォーム全体に含めて見積もりしておくと、予算の管理がしやすいです

間取り変更のリフォームに関するよくある質問

間取り変更のリフォームに関するよくある質問は、以下のとおりです。

  • 鉄骨造の家は間取り変更できる?
  • RC造の家は間取り変更できる?
  • リフォームにはどれくらい時間がかかる?

鉄骨造の家は間取り変更できる?

鉄骨造の家でも間取りの変更はできます。柱や梁の配置が固定されているため、完全な自由度は低いですが、壁の撤去や追加は比較的しやすいです。壁の変更は比較的容易ですが、構造に影響を与える場合があるため、専門家に相談しましょう。

水まわりの移動には制約がある場合が多いです。配管や配線の変更が必要になるため費用も高額です。耐震性や建物の強度を保つために、構造計算が必要になるケースもあるので注意してください。木造住宅に比べて費用はかさみますが、鉄骨造の家でも理想的な間取りに変更できます。

RC造(鉄筋コンクリート造)の家は間取り変更できる?

RC造の家の間取り変更は可能ですが、難易度が高い工事が必要です。専門知識と技術が必要になるため、慎重な計画と適正なリフォーム業者の選定が重要です。構造部材の変更には専門的な知識が必要で、誤った施工をすると建物全体の安全性に影響を与えます。

撤去したい壁が構造的に重要であれば、別の補強方法を考えなくてはなりません。柱を移動するときは、建物の強度を保つための補強工事が必要になる場合が多いです。専門知識を持ったリフォーム業者に依頼しましょう。

大掛かりな工事になるためコストも高くなりやすいです。設計や工事計画は慎重に進める必要があります。

リフォームにはどれくらい時間がかかる?

リフォームにかかる時間は、以下のとおりです。

  • 小規模なリフォーム:1週間〜1か月
  • 中規模なリフォーム:1〜3か月
  • 大規模なリフォーム:3〜6か月以上

リフォームの内容や規模に応じて必要な工程や手配が異なるため、かかる時間も変わります。簡単な内装の変更や部分的な壁の撤去なら、比較的短期間で完了できます。家全体の間取り変更や増築などを伴う大規模なリフォームでは、設計や確認申請、工事など多くのステップが必要です。

工事中の天候や予期せぬ問題により遅延が発生する場合もあるので、工事にかかる時間は余裕を見ておきましょう。リフォーム業者との詳細な打ち合わせが大切です。

まとめ

リフォームによる間取り変更には、広い空間を作り出したり、日当たりや風通しを良くしたりするなどのメリットがあります。費用を抑えるには既存の間取りを活かし、水まわりの移動を最小限にするのが効果的です。

複数のリフォーム会社から見積もりを取り、適切な価格でリフォームを行いましょう。業者選びや管理規約の確認、仮住まいの必要性についても注意が必要です。さまざまな要素を総合的に判断して、計画的にリフォームを進めましょう。

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