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【見積り公開】壁紙の張り替え費用を部屋ごとに相場を解説!壁紙には3種類あります

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「壁紙を張り替えたいけど、タイミングや種類の選び方がわからない」と悩んでいる方は多いです。壁紙の張り替えは、見た目だけでなく、機能性や住環境にも大きな影響を与えます。適切なタイミングで、最適な壁紙を選ぶことが重要です。

この記事では、壁紙の張り替え時期やタイミング、壁紙の種類と選び方、プロに依頼する際のポイントについて解説します。記事を読むことで、最適な壁紙の張り替え方がわかり、家が美しく快適な空間に変わります。正しい壁紙の張り替え方法を参考に、すてきな家にしましょう。

リフォブロくん
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我が家の壁紙を全て張り替えた時の見積もりを公開しているので、参考にしてください。

壁紙張り替えの時期とタイミング

壁紙を張り替える時期とタイミングについて以下を紹介します。

  • 張り替えのサイン
  • 季節や気候に合わせた張り替え

張り替えのサイン

壁紙に汚れやシミ、剥がれが目立つと張り替えのサインです。キッチンやリビングなど使用頻度が高い場所では、汚れがつきやすくなります。壁紙が剥がれている場合は接着剤が劣化しているサインなので、交換の目安です。

壁紙が膨れたり波打ったりしている場合は、壁紙の接着力が弱まっているので注意が必要です。傷や破れが目立つ場合や、壁紙の使用年数(10~15年)を超えている場合も張り替えを検討しましょう。

季節や気候に合わせた張り替え

壁紙の張り替えは、湿度と温度の管理に失敗すると不具合が生じます。季節や気候が重要です。夏は湿度が高く、糊が乾きにくいです。梅雨はカビの発生リスクが高くなります。冬は乾燥しすぎて、糊が早く乾きすぎてしまいます。春や秋は湿度が低く、気温が15〜25度と理想的なのでおすすめです。

壁紙の種類と選び方

壁紙の種類は以下のとおりです。

  • ビニールクロス
  • 布クロス
  • 紙クロス

壁紙選びは、部屋の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。壁紙の種類ごとに特徴が異なるため、適切な選び方が求められます。

ビニールクロス

ビニールクロスは、塩化ビニールを主材とする壁紙で、水や汚れに強く、掃除が容易です。多様なデザインと色柄が豊富なので、好みに合った壁紙を選べます。住宅や商業施設など、日本のほとんどの住宅で使用されています。

ビニールクロスは耐久性に優れていて、長期間使用でき、コストパフォーマンスが高いです。低ホルムアルデヒド製品もあり、シックハウス症候群対策もされています。接着剤の選定や施工方法によっては、簡単にDIYが可能です。

布クロス

布クロスは、壁紙の中でも高級感があり、自然な風合いが特徴です。布クロスは天然素材を使用しているため、通気性が良く、湿度調整に優れています。化学物質が少なく、アレルギーの原因となる物質の影響も軽減できます。

布クロスは耐久性が高く、柔らかい触感で温かみがあり、部屋全体に落ち着いた雰囲気を与えます。多様なデザインや色がそろっているので、インテリアの幅も広がります。ただし、高価格帯で施工に手間がかかるため、初期費用が高くなる点には注意が必要です。

リフォブロくん
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布クロスは、汚れがつきやすいので定期的な掃除が欠かせません。

紙クロス

紙クロスは自然素材で作られており、通気性が高く湿気を吸収しやすく、調湿機能に優れています。湿気が多い地域や季節などにおすすめです。価格は他のクロスに比べて高めですが、高級感があります。

紙クロスは、和室やナチュラルなテイストの部屋に最適です。自然な風合いを持つため、落ち着いた空間を演出できます。防カビや防火機能が少なく、汚れがつきやすい点に考慮が必要です。耐久性が低く、破れやすいので定期的なメンテナンスが欠かせません。

壁紙の機能性の種類と選び方

壁紙には以下の機能性があります。

  • 消臭機能
  • 防カビ・防水機能
  • 耐火機能

機能は、部屋の用途や環境に応じて選ぶことが重要です。

消臭機能

消臭機能の壁紙は、脱臭成分を含有した素材が使用されています。特定の悪臭を分解し、空気中の有害物質も吸着して無害化します。

寝室やリビングなどにおすすめです。ペットやたばこの臭いを軽減する効果が高く、繁殖しやすい細菌やカビの臭いを抑制します。持続効果が長く、定期的なメンテナンスが不要なのも特徴です。

防カビ・防水機能

防カビ・防水機能がある壁紙は、カビの発生を抑え、清潔な環境を維持できます。特殊なコーティングが施されているのでカビの発生を抑えます。防水機能は水分の侵入を防ぐので、風呂場やキッチンなどにおすすめです。

防カビ・防水機能がある壁紙は、メンテナンスの手間が減ります。デザインもさまざまなので、インテリアに合わせやすいです。

耐火機能

耐火機能を持つ壁紙は、火災時の延焼を防いでくれます。防火認定を取得している製品が多いので、信頼性が高く火災のリスクを最小限に抑えられます。

リフォブロくん
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耐火機能を持つ壁紙は、不燃性の化学物質が含まれているので、火災の初期段階で延焼を抑えてくれます。

DIYで壁紙を張り替える方法

DIYで壁紙を張り替える方法を、以下3つのポイントから解説します。

  • 必要な道具
  • 下準備と壁の処理
  • 壁紙の貼り方

必要な道具

DIYで壁紙を張り替えるには、以下の道具を使います。

  • 壁紙カッター
  • 定規
  • 地ベラ
  • 壁紙ローラー
  • 壁紙用接着剤
  • 糊バケ
  • 下地処理材
  • マスキングテープ
  • はけ
  • スポンジ
  • メジャー
  • 保護シート

下準備と壁の処理

壁紙を張り替える際の下準備と壁の処理は重要です。下準備が不十分だと、新しい壁紙がきれいに貼れず、早期に剥がれたり汚れたりするリスクが高まります。古い壁紙は剥がします。剥がした後、壁が湿っている場合は乾燥させてください。

壁紙をしっかりと接着させるために、壁の汚れやホコリをしっかり取り除きましょう。壁に凹凸やひび割れがある場合は、パテで埋めることが必要です。パテが乾燥したら、サンドペーパーで平らになるように磨きます。

下地処理剤を塗布して乾燥させておくことで、下地の準備は完了です。下地処理剤は、壁紙の接着を強化するだけでなく、防カビ効果も期待できます。

壁紙の貼り方

壁紙を上手に貼る手順は以下のとおりです。

  1. 壁紙を必要なサイズにカットする
  2. 壁紙の裏面に糊を均一に塗る
  3. 壁の上から下に向かって壁紙を貼る
  4. 壁紙を貼る際に空気を抜きながら貼る
  5. 継ぎ目部分をしっかりと合わせる
  6. 貼り終わったら余分な部分をカットする
  7. 乾燥時間を確保し、完全に乾かす

壁紙は、少し大きめにカットしておくと、後で調整できます。糊はムラがないようにしっかり塗ることが大切です。壁紙は空気が入らないように、ゆっくりと貼ります。空気が入ると、壁紙が浮いてしまう原因になるからです。継ぎ目がずれないように注意しながら貼ってください。

余分な部分をカットするときは、カッターを使うときれいな仕上がりになります。手順を守ることで、初めての人でも簡単にできるので、挑戦してみましょう。

壁紙張り替えの費用相場

壁紙の張り替えの費用相場は、1㎡につき1000~1600円程度です。壁紙のグレードや種類、天井までの高さ、家具の有無、下地処置の追加の有無によって費用が変わります。

6畳(壁面積:約30㎡、天井面積:約10㎡)

場所費用の相場
壁(30㎡)4万円~(材料、工事費込み)
天井(10㎡)3万円~(材料、工事費込み)

6畳の部屋の壁と天井の壁紙を張り替えるには、一般的に7万円~の費用がかかります。

リフォブロくん
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施工業者によって料金が変動するため、複数の見積もりを取ることが大切です。

10畳

場所費用の相場
壁(40㎡)5.5万円~(材料、工事費込み)
天井(17㎡)5.2万円~(材料、工事費込み)

10畳の部屋の壁と天井の壁紙を張り替えるには、一般的に11万円~の費用がかかります。複数の業者から見積もりを取れば、最も安い費用で張り替えられます。張り替え作業にかかる時間は一般的に1~2日程度なので、生活に支障はほとんどありません。

20畳

場所費用の相場
壁(80㎡)11万円~(材料、工事費込み)
天井(33㎡)10万円~(材料、工事費込み)

20畳の壁紙を張り替える費用は、使用する材料の量も多く施工時間も長くなるので、高額になりがちです。費用は、一般的なビニールクロスを使用した場合で約11万円~が相場です。プロは施工時間が短く、仕上がりもきれいなので、20畳の広さになるとプロに依頼する方が安心です。

我が家の壁紙を全部張り替えた際の見積金額

我が家の見積もりは上図のとおりでした。具体的には以下のとおりです。

場所見積もり金額(材料、工事費込み)
壁(268㎡)約375,000円(1㎡あたり1400円で計算)
天井(101㎡)
約323,000円(1㎡あたり3200円で計算)

複数の業者に見積もりを依頼した結果、上記の見積もりよりも安い業者にお願いしました。相場を知ったうえで、複数の業者に見積もりをお願いすることが重要です。

壁紙張替えをプロに依頼するときのポイント

壁紙の張替えをプロに依頼するときのポイントは、以下のとおりです。

  • 優良な業者の選び方
  • 見積もりの取り方
  • 契約前に確認するべきこと

優良な業者の選び方

優良な業者を選ぶには、以下のポイントがあります。

  • 実績と評判を確認
  • 保証やアフターサービスの有無を確認
  • 見積もりを複数取って比較
  • 専門資格の有無を確認
  • 地元での信頼性を確認
  • 施工事例をチェック
  • スタッフの対応を評価

実績のある業者は多くの施工を手がけているので、多くのレビューや口コミが集まっています。実際の利用者の声は信頼性が高いため、参考にできます。過去の施工事例も確認すると、業者の技術力やセンスを具体的に把握できます。

資格を持つ業者や地域密着型の業者は、評判が悪いと営業が難しくなるので、信頼性が高いです。施工後に何か問題が発生した場合、アフターサービスが充実している業者だと安心できます。

過去の施工事例で、業者の技術力やセンスを具体的に把握できます。親切で丁寧な対応をしてくれる業者は、施工中も安心して任せられます。ポイントを押さえて、優良な業者を選んでください。
» リフォーム会社の選び方|種類と特徴を把握して比較検討しよう!

リフォブロくん
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費用だけでなく、担当者との相性も重要です。相性が合っていないと「本当はこうして欲しいのに、話しかけずらい」となってしまう可能性があります。

見積もりの取り方

見積もりを取る際は、複数の業者に依頼するのが基本です。価格やサービス内容の比較がしやすくなり、不透明な費用が含まれていないかチェックできるからです。現地調査を依頼し、具体的な見積もりを得ましょう。

追加費用の有無については、トラブルを避けるためにも事前に取り決めておくことが重要です。保証内容についても確認し、万が一のトラブルに備えましょう。総費用だけでなく、全体のコストパフォーマンスとバランスが重要です。
» リフォーム見積もりをする前の準備やポイントを解説!

リフォブロくん
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見積もりの基本は現地調査です。現地調査もせずに見積もりを出す業者は、適当である可能性が高いです。追加費用も発生しやすいので、注意しましょう。

契約前に確認するべきこと

契約後の施主都合による解約には、工事代金の10%程度の違約金が発生します。トラブルを未然に防ぐために、契約前に確認するべきポイントは、以下のとおりです。

  • 工期
  • 支払条件と支払い期限
  • 保証内容と保証期間
  • 使用する材料や設備の詳細
  • 追加費用の条件
  • 契約金額以外に想定される費用
  • 工事中のトラブ対応方法
  • 担当者の連絡先と相談体制
  • 工事完了後のメンテナンス対応
  • 契約書の詳細内容と不明点

使用する壁紙のブランドや品質についてし、希望に合ったものが使用されるかをチェックしましょう。施工方法や工程の説明も受けておくと、予想外の事態が発生した際の対応がスムーズになります。

まとめ

汚れや剥がれが目立つ場合は、張り替えのタイミングです。季節や気候を考慮して張り替えると、壁紙の仕上がりが良く、トラブルが少ないです。壁紙の種類は以下のとおりです。

  • ビニールクロス:耐久性が高く、メンテナンスが楽
  • 布クロス:高級感があり、吸湿性が高い
  • 紙クロス:環境に優しく、通気性が良い

消臭機能や防カビ・防水機能、耐火機能付きなどの特徴を理解して選ぶことで、快適で安全な空間を作れます。DIYでの張り替えも可能ですが、費用や手間を考慮して、プロへの依頼を検討しましょう。大きな部屋はプロへの依頼がおすすめです。

業者選びや見積もりの取り方、契約前の確認事項を押さえて、満足のいく壁紙にしましょう。
» 内装リフォームの費用相場と費用を抑えるためのポイントを徹底解説

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